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里山プロジェクト

里山プロジェクト

satoyamaproject

会社理念

  私たちが活動する中山間地域は日本の価値が凝縮され受け継がれている場所であることを確信しています。

しかし、同時に耕作放棄地や高齢化など、日本の田舎が抱える問題の代表的なものが全て存在する場所でもあります。 

 それらのひとつひとつは、地域や小さな集落の仕組みや、そこで生活する人々を深く知ることで、解決の糸口が見えてきます。そのミクロの部分をしっかりと捉えることで大きな問題の核心を理解できるようになっていきます。

例えば、言葉だけの「耕作放棄地をなくそう」というような比較的大きな課題に対して、行政からの政策を地域側が上手に利用することができなかったり、非常に小さな現場の部分では政策があてはまらなかったりしている場合があり、そういう時は、都会から企業や個人の協力者が現れても上手くマッチングできません。

 私たちは、そのミクロの部分に自分たちが現場作業員として入ることで、小さな問題を理解、それらを地域と協力者双方へ(実践、実働しているため言葉に重みをつけて)説明することで地域全体の一人一人が動き出すきっかけを作ることができることに気が付きました。そして、小さな問題、課題をひとつひとつ丁寧に理解することが、直ぐには解決できない大きな問題の解決への歩みであることの手応えを感じております。

 常に現場作業員として、時には行政や都会とのパイプ役として、状況に合わせた臨機応変な個の動きを職員一同心がけております。

 

私たちが関わることが出来る仕事が、豊かな自然環境とバランスの取れた地域の産業や農業に貢献し、それらを明るい未来とともに新しい世代へ繋げられることができれば幸いです。

​業務内容

・十日町市の地域密着型地域おこし協力隊雇用と活動サポート

 内容:募集地域コーディネート、募集、おためし協力隊、協力隊インターン、活動サポート

    雇用に関する業務全般、退任後のサポート

 意図:小さなひとつの集落へ都会から若者がやってきて、定着するということは並大抵のことではないが、
    3年間で様々な経験を都会の経験にプラスすることができれば、今後の田舎を背負う素晴らしい人材に
    なる。それらを受入れ地域も含め、コーディネート・サポートすることが中山間地荒廃を防ぐことの一手

    となり、地域が継続することへ繋げる。

 ・中山間地域等直接支払制度・多面的機能等直接支払制度事務局

 内容:基本事務全般

 意図:中山間地の農業は収入が少なく、実際の作業はきつい。さらに高齢化が進み補助金を得るにふさわしい
    活動をしているにもかかわらず、事務ができないことだけが理由でそれらを獲得できない集落が多々
    あるため、その部分を弊社で担うことで道普請などの集落活動や老人クラブなどの小さな活動の継続が
    可能になる。

 ・学校給食地産地消化支援

  内容:学校給食の野菜集出荷に関わる地産地消率の向上のための業務全般

    (集出荷組織、体制作り・市場との連携仕組み作り・栽培向上研修・安全管理研修等)

  意図:耕作放棄地が増える中で、田んぼは厳しくても畑は管理できる高齢者が生きがいとして作る野菜を
     出荷できる仕組みを作ることで、子どもたちへの食の安心・安全を守るとともに、耕作放棄地対策や高

     齢者の健康維持へ寄与できる。

・松代棚田ハウス運営

  内容:冬期寄宿舎をリノベーションした簡易宿泊施設(定員78名)を運営全般

  目的:都会から来るお客様にとっては春夏秋冬の田舎体験やイベント参加の楽しみ、スキーなどのスポーツた

     大会出場のための基点、余暇、仕事、勉強等の色々な目的や意味がありますが、受け入れ側にとっても

     「生きがい」や「満足感」「達成感」がある地域の力そのものが運営する宿を目指す。

・新潟県協力隊サポート体制整備事業

  内容:県内協力隊採用者の定住の促進に向けて、業務に関するミスマッチの防止や、地域住民・協力隊員との

     関係づくり、就業・起業をサポートする等、協力隊員が住み続けたいと思える環境をつくるり、そのた

     めに地域に定住した協力隊OB・OG協力を得て、協力隊員をサポートする体制を整える。

​代表紹介      小山 友誉

H22 十日町市地域おこし協力隊として活動  農業や除雪などの豪雪地の地域活動と深く関わり、活動期間中の 

   平成23年東日本大震災翌日の3.12長野県北部地震(最大震度6強)や 同年7月の新潟福島豪雨、また任期

   中の3年間全ての冬で災害救助法が適用された豪雪を地域の方々と一体となり全ての災害を乗り越えたこと

   で「本物の生きる力」を学ぶ 。

 

H25 地域おこし協力隊サポート人アドバイザー登録(総務省全国研修、新潟県研修で講師として参加)

H24 無農薬無化学肥料栽培の田んぼを3反歩(30a)始める。

 

H25 協力隊時代に議論をしていた中間支援組織里山プロジェクトをNPO法人地域おこし傘下に協力隊時代の仲 

   間と共に設立し、協力隊サポート業務開始。

 

H25 レインボー健骨体操インストラクター資格取得(高齢者体操サロン開催)

   高齢者サロンへ講師として出張サービスを実施中・

 

H26  RAJリバーガイド資格取得(ラフティングガイド)

   信濃川で実施される越後田舎体験事業を中心にプロガイドとして活動している。

 

H27 地域の任意団体である松代やぶこざきの会継承し代表を務める。
   「森を守り、水を守ることで繋がる棚田と里山の暮らし 」をモットーに移動式製材機を使った
   不要な杉の伐採から商品化を中心に活動中。

 

H28 (一社)TOC十日町アウトドア体験センター設立、代表を務める。
   体験、民泊コーディネート事業開始し、住んでいる人の信用でしかできない撮影のためのローカルロケーシ
   ョンコーディネートをプロスキースノーボーダー、マウンテンバイク選手と関係者へ実施、R1里山体験の
   ワンストップ窓口を兼ねた、アウトドア、プロスポーツショップMontagnaをオープンし豪雪地のスノーア
   スリートを支援している。

 

H29 (一社)里山プロジェクトをNPO法人傘下で5年間連れ添った仲間と共に設立

    これまでの業務を事業として継続しながら民営化し代表を務める。
 

H30 総務省地域力創造アドバイザーに十日町市と新潟県に推薦され認定される。
 

​R6.3 新潟県地域おこし協力隊ネットワーク代表就任

一般社団法人里山プロジェクト代表理事 小山友誉

小山プロフィール画像.JPG

​代表理事

​小山 友誉

日々の活動

※農業は空気を吸うことと同じ(田んぼ4,000㎡、畑1,000㎡)

里山プロジェクト(新潟県協力隊ネットワーク事務局、募集、雇用、サポート、研修、直接支払制度事務、宿泊施設リニューアル・まつだい棚田ハウス運営)

•新聞配達 14年目

•アウトドアガイド

(ラフティング・トレッキング・スノーシュー・バックカントリー)

•アウトドアの会社(ロケーションコーディネート・体験コーディネート)

•松代やぶこざきの会(不要杉の有効利用)

•キャンプ場運営(やぶこざきキャンプ場)

•まつだいラジオ(FM十日町 週一回、1時間の枠)

•ブルで集落内除雪(認定外道路除雪)

  • Facebook
小林悠歩カヌー.JPG

研究員

​小林 悠歩

神戸大学大学院農学研究科修了。博士(農学)。学生時代は福井県越前町や長野県飯山市の農山村での調査やフィールドワークのほかに熊本県小国町などで地域づくりインターンに参加。2017年度から2019年度まで京都府京都市の京北地域で地域おこし協力隊を務め,鳥取大学地域学部地域連携研究員も兼務。著書に『若者を地域の仲間に!秘訣をつかむハンドブック』(筑波書房,2021年,共編著)。

​協力隊OG

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