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里山 田中

倉俣(中里)  小林陽子

更新日:10月10日

現役隊員のストーリーをインタビューをもとに紹介します!

(投稿は隊員の個性が出るように統一されていませんがご了承ください)

第三弾は、中里・倉俣地区で活躍中の

小林陽子さんです。




小林陽子

新潟市出身。

大学では住環境や都市計画など建築を学び、卒業後は国内外で料理人として勤務。

2019年11月、中里・倉俣地区地域おこし協力隊に着任。

地域の田畑を皆で耕作~収穫する活動や、地元の食材を活かしたお弁当作りなど地産地消に取り組んでいる。



中里・倉俣地区の協力隊になったきっかけは?

大学時代に建築全般を学び、地域づくりには建物(外側)があるだけではだめでずっと維持していくにはその地で何をするか(内側)が大切だと気付きました。

そこを生かさなければ朽ちていくのではないか…と。

食も好きで料理も好きだったことから、人と場を繋げるものとして‟食事”がすごく大事だなと思うようになりました。仕組みづくりに興味があり、自分で何かするためにまずはスキルを身に付けようと、料理の道を志しました。


料理人として様々な地で勤務した後、協力隊の募集を見て、雪の降る場所で県内でありながら住んだことのない地として十日町を選びました。

市内を案内していただいた際に中里・倉俣地区を訪れて、山があり川もあり感覚的に好きで、住みやすそうだなと感じて決めました。柔軟な活動ができそうだと思い、この地区を選んだのも理由です。



実際に暮らして感じたことは?

食べ物の美味しさ、自然の恵みが抜群!

上信越国立公園や秋山郷が近く、苗場山の雪解け水が流れてくる清津川・釜川など栄養豊富な川の水があります。河岸段丘の地形になっていて、多種多様な肥えた土壌でお米も野菜も山の幸も川の魚もあるところです。

きっと直感的にそういうものを感じていたのかなと思います。


生活に関して困ったことはないです。近所付き合いも良く、若者が来たことを喜んでくれました。雪は多いですが除雪の技術が高く、道が最高にきれいです。こんなに降ってもこんなに快適なんだと思いました。

仕事面では悩んだこともあります。ですが、現在一緒に活動している40~50代の世代にまとまりがあって、子ども会など地域のイベントや集まりを主体となって行っている若手の方が多いので活動がしやすいです。



釜弁

以前から地域の農家さんと余っている野菜をどうにかできないかと話していました。

「もったいない野菜がたくさんある。どこか遠くに持っていくよりは、お惣菜などにして身近な人たちと共有できた方が良い」

そこで、‟地域の野菜を地域に返す”コミュニティづくりの一環として毎月1回のお弁当作りが始まりました。釜弁を通して集まる場所作り、食材の地産地消、郷土料理の継承に取り組んでいます。




これからのこと

学生時代から料理の道に進んだ理由は変わらず、

これからも食を通じて何か生まれるきっかけを作りたいです。

人が集まる時に料理があったらその場がもっと楽しいよね!って。



協力隊を考えている方へ

自分の人生を大切にしてほしいですね。

その地域で自分の人生を楽しむことができれば一番じゃないかなと思います。




 

以上、小林陽子さんの紹介でした!




十日町市では、小林さんのように里山で活躍する協力隊を募集しています。

少しでも興味のある方は、お気軽にオンライン相談へお申し込みください!
















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