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里山 佐藤

中部(松代)  高木良輔

更新日:10月10日

現役隊員の移住ストーリーを中心に里山生活・活動地域のことなど

インタビューをもとに紹介していきます!

(投稿は隊員の個性がにじみ出るように統一されていません!笑)

第二弾は、松代 中部地区担当の高木良輔さんです。



高木 良輔とは?

群馬県高崎市出身、大学入学をきっかけに上京し卒業後社会人を経て

2021年4月十日町松代中部地区に移住し地域おこし協力隊として着任

現在は、松代中部地区の直売所 「松代おやっこ村」を中心に活動中


松代への移住のきっかけは?

幼い頃からクワガタムシに興味があり、それらが多く棲む環境に住んでみたいと思っていました。東京でサラリーマンをしていた2019年夏、休暇を利用して、湯沢町へクワガタ採集に向かいました。偶然にも大当たりで、一晩に50匹以上のクワガタムシを発見することが出来ました。この経験がきっかけで、里山散策ツアーや昆虫観察といった活動を自身の生業としたいと考えるようになりました。そして、協力隊という制度を知り、昆虫がたくさん生息する中山間地域である松代にご縁を頂き、移住しました。



移住して感じた地域の魅力は?

2021年4月に移住、半年が経過し、豊かな自然や人との触れ合いを楽しんでいます。

多くの地面が雪に覆われた春、雪解け水や山菜を求めて山へ向かいました。コゴミ(クサソテツの若芽)、ウド、タラの芽など、たくさん顔を出していて、ビニール袋1つパンパンに詰めて帰ったのを思い出します。食べ方を地元の方々に聞き、味わってみました。美味なのは勿論、素朴で繊細な印象、地域の文化を吸収している感覚がありました。夏になり、昆虫の活動が活発になってくると、子供たちを集めたイベントを3回開催させて頂きました。

クワガタムシを観察していると、この地域ならではの特徴があることに気が付きました。

例えば、ミヤマクワガタのメスの体色が赤紫に近く、他地域の黒色に見慣れていた私には新鮮でした。このような情報を資料にまとめ、地域の方々に紹介することができました。

地域の方々からは、ふとした時に野菜のおすそ分けを頂きます。野菜やお米、時にはクワガタも(笑) 挨拶に行ったとき、集落の行事に参加したとき、地域を見て回っているとき、地域の方と交流すると、自然や文化の話が出ます。どれも興味深いものばかりです。

「昔はキジやカジカガエルが居たんだんが、このところ少なくなったの~」

「ミヤマクワガタは柳ん木にいるんさ」

「昔は冬になると出稼ぎに出てたすけ、関東のことはよく知ってるごて」



                ミヤマクワガタの成虫


これからどうしたいか

協力隊として、2年半の任期があります。

地域の自然を細かく理解することに重点を置きたいと考えています。

退任後には、観光客向けに地域を案内できる人間になりたいと考えています。

自身で山へ赴き発見を重ねつつ、

村の方々に教えてもらうことをしていければと考えています。


移住を目指す方へ

私は生業として、自分の目指す分野がこちらに有ったため、移住を決めました。「自然と親しみたい」、「子育てに良い環境を探した」、「都会で疲れてしまった」などなど理由は人それぞれです。重要なのは、行く目的を持つことと思います。半年の経験ながら、こちらに来てから様々なことがありました。時には難しい局面も。その時に、“なんでここに来たのか”を自分に問い直しています。そこがぶれなければ、良い移住生活が待っているのではないでしょうか。




以上、高木良輔さんの紹介でした!




十日町市では、高木さんのように里山で活躍する協力隊を募集しています。

すこしでも興味のある方は、お気軽にオンライン移住相談へお申し込みください!



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